●
↑これが「焼鵝油鶏飯」。分かりにくいですが、上が焼鵝、下が油鶏で、油鶏にはネギとしょうがのたれが付く。上の青菜が菜心(チョイサム)。発砲スチロールのふた付きランチボックスは映画でもお馴染みですね。
photo by
田中 |
●
|
“焼
店”では店頭にぶら下がっているロースト類をぶつ切りにして「
菜
心 」(chooi3 sam1)という青菜と一緒にご飯にのせた「焼
味 飯」をよく“[才羅]走
”(loo2 jau2)(持ち帰り)する。僕の定番はガチョウのロースト「焼
鵝」(siiu1 ngoo2)と鳥の醤油煮「
油
鶏 」(yau4
gai1)をのせた「焼
鵝 油 飯」(左・写真)や「
叉
焼 」(焼き豚)に目玉焼きを添えた「叉
焼 煎 蛋 飯](chaa1
siiu1 siin1 daah2 faan6)で、値段もだいたい25〜30ドルで安いしボリュームもあるからついこれに頼ってしまう。
「焼
鵝 油 飯」は周星馳(jau1
sing1
chii4)の映画「食神」(sik9
san4)でも“究極の料理”として出てきて、それを見るといかにこのシンプルなローカルフードが香港の人達にとって“心の料理”かが分かり、またそんな事を考えつつ食べるとより美味しい。せっかく香港にいるのだから日本ではめったにないが香港では身近なこの食べ物を充分に食べておかないと損だ。とはいえあんまり食べているとさすがに飽きはするが。だから他には茶餐廳で炒飯や「干
炒 牛 河」というきしめんみたいな太めの麺と牛肉、野菜を炒めた焼きそば、肉や野菜を炒めたものをご飯にぶっかけたものなどを食べている。 |
|