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《喜
劇 之 王 》 周 星 馳
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香港からアジアへ、いや世界へ?
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ワールドカップもしくは少林サッカーを見てください。
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きっと相当な楽しさをもらえることでしょう。
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喜劇王(周星馳)が
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この映画の伝えたい事をどのように
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撮影したかを聞いて下さい。
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周星馳、2002年3月来日記者会見
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広東語レポートの日本語訳
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この場に居ることが出来、そして皆さんにお会い出来て光栄です。今日こんなに多くの方々にお集まり頂き、本当に有難うございます。私は実はこんなに多くの方がここにいるとは思っていませんでした。あれ、今になって緊張してきた、やばい……!!
皆さん有難うございます。
★ゲストとの会話★(
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)
周:彼女の印象?どのように彼女をお呼びすれば良いのですか?(通訳にたずねる。)
梨花さん、ああー、私は実は色々な雑誌で彼女を見たことがあります。彼女は、だから、さっき彼女を見た時に覚えていたのです。
それから、お尋ねしたいのですが、彼女は純日本人では無い様に見受けるという事。そうしたら、彼女がQuarterであると話してくれました。即ち1/4は日本人で、1/4はフランス人、でその他に1/4と1/4があるんですが、私は聞いていません、彼女が何て言ったのか分からなかったので……。
梨花:四分の三は日本人です。
周:おぉー、1/4はフランス人で3/4は日本人なんですね。わかりました!
周:まずお伺いしたいのが、彼女はサッカーは好きでしょうか?
梨花:好きです……たぶん……。
周:しかしながら、私が彼女を見るに、キックをしたら私と同じくらいの力があると思いますよ。何故なら、実は私たちの両足は同じくらい細い、そうでしょう。(足を比べる。)
梨花:細いですね。体力的には自信が無いですけど……。
周:問題ないですよ、大丈夫ですよ。私の編集で、私が編集してあげますから。そこで、予め伺いたいのですが、キックする方ともう1つはゴールキーパーと2者択一でどちらか選択して良いとします。としたら、あなたはどちらをする方が好きですか?
梨花:あー、どうかな やっぱりキックする方ですかね。
周:だったら、あなたはキックするほうで、私はゴールキーパーをやりますね。続編の時は私はゴールキーパーをするかもしれませんよ。
Dec.11'02★受賞のよろこび★(
→広東語ページ
)
周:賞を頂いたことは皆が言うように“嬉しい!!”です。これは言うまでも無い事です。しかし、“嬉しい”と言う気持ちは私ひとりのものではありません。それは(嬉しいという気持ち)・・・、ステージの前や舞台裏のあらゆる全てのスタッフのものですよ。実は私たちは2年近くかけて撮影の準備から撮影終了まで、全てをやりました。そして、その時は大変でしたよ、これらを言葉で言うのは大変難しい、という事は皆様に分かって頂けると思います。
しかし、どちらにしても本当に大変でした!大変でした!!
なので、もし(日本で)より良い成績を貰えるのであれば、私たちは普段よりも何倍も何倍も興奮するでしょうし、喜ぶだろうと思います。
★質問コーナー★
Q1:シナリオについて(
→広東語ページ
)
香港の作品というのはシナリオをつくらないと聞いていますが、《少林サッカー》作品の場合は綿密なストーリーボードというのは作られていたのでしょうか?
周:この物語の脚本は既にありましたよ。しかしながら、当然私たちは、
何故なら私(個人)自身、他でもない、いつも、もっと良くなる様、良くなる様に思っています。で、なので私を現場の中に入り込んで撮影させ、随時何か良いideaを考え付いたら排除しようとも思わなかった。私たちは直ぐにまずideaが浮かんできたら排除せず考えた、即ちこのように二転三転しながら撮影したんですよ。
Q2:監督について(
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現場監督の李力持さんとはどのように分担したのですか?
また、少林サッカー2のシナリオはもう書き始められていますか?
周:何故なら私自身俳優でもあり、と同時にシナリオライターそして監督でもあります。それなので、私には私以外に、ある一部の仕事をして私を助けてくれる監督が必ず必要なのです。もし、そうでなければ(その李さんがいなければ)、この監督をすることが出来ない、すなわち、私は全ての仕事を成しえることが出来ないと言う事です。
そして、他でもない続編についてですが、私は実は今、既に考えています。
しかしながら、その構想は私の頭の中にあるのです。それは、最近この宣伝活動で比較的忙しい、例えばアメリカで、中国で、そして日本で……。
ですから、この宣伝活動の後で忙しくなくなったら、この“少林サッカーの続編”の脚本を一生懸命書くつもりです。
Q3:ユニークな脇役たち(→広東語ページ)
周星馳さんの映画にはヘンな顔の人がたくさん出てきて、見ているだけでおもしろいのですが、そういう人たちを集めるにあたっての苦労などはありませんか?
周:実はこれは……。
本当に見つけるのは大変でした、何故なら当たり前ですが、このような顔はそうそう街中で見つからないからです。
そして、これもまた明らかですが、私はわざとこのように、つまり面白い顔のキャストを自分の側に揃えました。
私はこの様な面白い顔の中にいると、私が少しばかりいい男に見えるでしょ!!
そうなるのは当然の事でしょう!!
Q4:少林サッカー制作の苦労(→広東語ページ)
少林サッカーの制作に2年もかかってしまったのはなぜか。一番苦労したことはなんですか?
また、すごい技がたくさん出てきますが、あなたが一番気に入っている技は何ですか?
周:実は本当に難しい……この“少林サッカー”の題材自体が新しいのです。私は全世界の映画の歴史を見返しましたが、同じ題材、つまり、カンフーとサッカーの両方を合理的に一緒にするという題材は見つかりませんでした。つまり、この映画はこれまでに誰もやったことのないものなのです。これが、私が思うに一番難しい点です。何故なら沢山の架空の事を思いつくのもまた難しいし、沢山の時間をかけ、絶えず試してみて、その後しばらくしてまた、あれっ??これは余り効果がないなぁ…。と思うわけです。という訳で私たちはまさにこのような感じで2年という時間を製作するのに要したのです。
実際2年はすごく早かった、もし、他の人に作らせたとしたらきっともっと時間がかかってしまうと思いますよ。更に今回はワイヤーを使用した撮影も付け加えました。更に、最新鋭のコンピューター特殊撮影、CGを取り入れ、そういう色々なものを、これらを使用したもの(映画)を今まで見た(把握出来た)ことがありません。
それは、つまり、私が初めてでして、ここまで辿り着け、成功できたのは、他のすばらしい人たちが私を手伝ってくれたからに他かなりません。私は一番難しいのは他でもない、この分野だと思います。
それから、二つ目の質問は……、何でしたっけ??
一番好きなポーズですね、私が空に飛び上がってオーバーヘッドキックするやつ(凌空倒掛)が非常に……あれは私がとてもかっこいいと思いますよ!
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